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【山之助 宮町店】濃厚節系魚介好きには堪らない「魚だし白湯ラーメン」│山形市

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こだわりのラーメンを求め山形をひた走るいぐべ編集長です。

山形県山形市宮町の「らー麺 山之助 宮町店」に訪問です。山形市中心部より少し離れた郊外の宮町に、2年ほど前のオープンした山之助2号店。繁華街にある山之助1号店(本店)は、東京で有名なラーメン店(麺屋武蔵 新宿総本店)で修行を積んだ店主が開いた、山形ではあまり味わえない新進気鋭のラーメン店です。

以前は何度も通った馴染みのラーメン店でしたが、諸事情があり、最近は遠ざかっていました。あれこれ3年ぶりとなる山之助は、交通のアクセスが良い宮町店へ。どんな進化を遂げているのか楽しみです。

家族連れもゆっくり楽しめる山之助 宮町店

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交通のアクセスも良く、10数台止められる駐車場、店内はカウンター席、テーブル席、座敷が設けられ、スペースがもったいないほど広々としています。本店はカウンター席のみの店内で、駐車場も無く、交通手段は車がほとんどの山形人にとって、とっつきにくい場所にありました。これならば気軽に家族を連れてこれそうです。

スタッフの教育が行き届いているのか、礼儀正しくハツラツとした丁寧な接客は、非常に好感が持てます。

山之助の売りは、デカデカと店頭に飾られているように「鶏白湯スープ」が自慢。山形で鶏白湯スープのラーメンはなかなか食べられないので希少性はかなり高いです。

一番人気は「魚だし白湯麺」。夜限定の「特製山之助」も気になるメニューです。その他に「らー麺」「つけ麺」「辛つけ麺」「味噌らー麺」「塩らー麺」。季節限定で「冷やしらー麺」もあるようです。

約3年ぶりの山之助の訪問、今回は一番人気「魚だし白湯麺」をいただきます。

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こりゃあ旨い!!魚だし白湯麺

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魚だし白湯麺 780円
ウホッウホッ!久しぶりの山之助のラーメンにテンションが上がります!スープは鶏ガラから抽出した白湯スープですが、だいぶ赤みがかった色合いで、見た目は醤油ラーメン。カツオ節のような魚介の香りが食欲をかき立てます。

じっくり煮込んだような大振りのチャーシューの目を惹きますが、角切りチャーシューもトッピングされています。他には、ネギの細切り、メンマ、大判のり、そしてラーメンの具材には珍しい“玉ねぎの刻み”が入っている手の込みよう。3年前より確実にグレードUPしてます。


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まずスープ。マイルドでコクのある鶏白湯スープに濃口醤油タレをブレンド、クセになる魚介だしを掛け合わせたスープ。力強く、まろやか、そして節系魚介の旨味が全開の濃厚な仕上がりだ!

スープはザラッとして濃厚だが、しつこくは無い。たぶん「玉ねぎの刻み」がしつこさを緩和しているので、飲み口は意外と爽やか。女性受けも良さそうな柔らかいスープです。

見えるだけでもスープに色々入っているので複雑な説明だが、こりゃあ旨い!!


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中太で若干の縮れがある麺は、コシがありツルツル。スープの絡み、のど越しが抜群に良い!スープと麺、そして私との相性が良いので、自然と箸が進みます。お見事!


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箸で持つと今にも崩れそうな大振りのバラチャーシューは、美味しく、肉厚で食べ応え十分。角切りチャーシューの方はバラチャーより味がしっかり染み込んでいて、また違った美味しさがあります。


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白飯(100円)をラーメンの残り汁に入れ、恒例のねこまんま。節系魚介の旨味が強いスープ... お味の方はご想像にお任せします(笑)


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ご馳走さまでした。凄く美味しかったです!以前食べた時よりも手が込んでいて、全てにおいてスキがありません。「濃厚でマイルド、節系魚介が全開のスープ」が好きな人には堪らない秀逸なスープです。

以前食べていた頃よりも格段に進歩し、感動さえ覚えました。またお世話になりそうです。濃厚節系魚介好きには堪らない「魚だし白湯ラーメン」の山之助 宮町店でした~。