いぐべ

山形には 愛 がある

【野崎氷菓店】かき氷なのにしっとり...美味しい!噂のかき氷│鮭川村

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まだまだ「かき氷の夏」は終わらない!いぐべ編集長です。リアルな噂話を聞きつけ、はるばる鮭川村までやって参りましたw

山形県鮭川村の「野崎氷菓店」に訪問です。妻が会社の同僚から評判を聞いた「かき氷」を食べに、山形県北部の鮭川村まで遠征です。(鮭川村と言ったら「マッコイ斉藤」の故郷...)

まぁ遠征と言っても、山形市から車で1時間30分ほどなので、そんな遠くはないですが、妻が聞いた噂の「野崎氷菓店」のかき氷は、とにかく『しっとり』していることで、通な人たちには有名だそうです。

なかなか訪れることのない町にあるため、ネット情報はかなり少なめ。かき氷好きは必見です!

風情あるかき氷屋 野崎氷菓店

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山と川に囲まれた秘境感漂う「鮭川村」の中心部、鮭川村役場の近くに「野崎氷菓店」があります。中心部と言っても人口約4400人の山岳の村、人と出くわすことがほとんどないような静かな村ですが、「野崎氷菓店」には、噂を嗅ぎつけてか、途切れることがなく客がやってきます。

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薄暗い店内は、昔の駄菓子屋さんを思い出す、懐かしい雰囲気。昭和をイメージするようなテーブル席が3卓あり、のどかなものばかり飾られ...置かれています。私が生まれた30数年前の雰囲気のような店内...実にのどかで懐かしい。

かき氷メニュー紹介

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壁にがびょうで刺された手書きのメニュー表は、いかにも野崎氷菓店の雰囲気を物語る「ほっこり」するメニュー表です。

今年は何軒かかき氷の食べ歩きをしていますが、他の店より200円ほど安い価格です。今の時代300円で食べられるかき氷は珍しい...お祭りの屋台でも400円からです。たぶん昔からこの価格で売っているのでしょうね。

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ももみるく かき氷

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ももみるく 400円

8月中旬ということで桃が美味しい季節、桃と練乳のかき氷を注文しました。

ガラスの器に見ため美しく盛りつけられています。練乳がたっぷりと塊のように表面を覆い、カラーシュガーがアクセントとなり、かき氷全体が良く映えて見えますね。

ボリュームは少な目ですが、むしろこの方が正統なかき氷のような気がします。見てるだけで涼しい。


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もうね、食べると普通のかき氷と違うことがよくわかります。全くと言っていいほど、氷のザラザラ感がないのです。何とも不思議、しっとりとまとまった食感。すぐに口の中で溶けてしまう...美味しい..。

明らかな他店との違いは、極めの細かな氷にあります。画像では分かりづらいですが、肉眼で見ても氷の粒々がハッキリ確認できないほどの氷の削り。「絶妙に溶けている」と言ってもいいかも。シャーベットではなく、ちゃんと「氷の食感」です。初めての体験。

シロップの桃や、たっぷりの練乳は甘すぎず、自然な味わいです。これだけシロップと練乳をかけられ、最後まで爽やかな“かき氷”は食べたことがないです。

いちごみるく かき氷

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いちごみるく 350円

ももみるく同様、たっぷりのイチゴシロップと練乳がかけられ、極めの細かな氷は絶妙にしっとり...美味しい。イチゴシロップは汎用のシロップだと思いますが、ここ野崎氷菓店で食べると一段と爽やかな味わいです。なぜでしょうか?

感想

ご馳走さまでした。今まで食べてきたかき氷で一番美味しかった!見た目のインパクトは少ないかも知れませんし、氷は新雪のようなフカフカでもありません。むしろ、そちらとは真逆なかき氷ですが、純水にかき氷の美味しさだったら一番です。

秘境感漂う「鮭川村」なので、なかなか足を運ぶことは難しいかと思いますが、ぜひおすすめしたいかき氷です。本当は「絶品」とか「幻のかき氷」とかタイトルに付けたいのですが、安易に使うと薄っぺらく聞こえるで、控え目に「美味しい!」と付けさせていただきました。

鮭川村「野崎氷菓店」の噂のかき氷は絶妙にしっとり... 絶品!幻のかき氷でした~。

  • 住所:山形県最上郡鮭川村川口2836-7
  • 電話番号:0233-55-2074
  • 休業日:不定休
  • 営業時間:12:00~20:00
  • 駐車場:有
  • HP:無
  • 地図 :野崎氷菓店/グーグルマップ

【とうかい】酒屋が作るかき氷は体がポカポカ温まる『甘酒かき氷』│山形市

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山形のかき氷街道ばく進中のいぐべ編集長です。食べると体が“ポカポカ”になるかき氷はいかかが?

山形県山形市宮町の「おさけマルシェ とうかい」に訪問です。今回はちょっと変わり種のかき氷、シロップに甘酒を使った、甘酒かき氷を紹介します。もちろんノンアルコールで、砂糖、添加物は不使用。麹だけで作られた、自然のやさしい甘さが特長のかき氷です。

甘酒といえば、飲むと体が“ポカポカ”となり、栄養が豊富。「飲む点滴」とも称されています。

甘酒かき氷は、食べている間は体を冷やし、食後はジワジワと体を温める、ちょっと不思議なかき氷。夏バテ予防にもなる優れものです。

街の酒屋さん「とうかい」

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外観はどこの街にでもある酒屋さん...ですが、店内はオシャレに装飾され、ゆったりできる飲食スペースも設けられています。まるでカフェのような雰囲気。

店主が厳選した、こだわりのドーナツや、山形の農園で作ったジュースなども販売され、ネットでの情報発信にも力を入れる、山形では珍しいニュータイプの酒屋です。それに、かき氷を食べられる酒屋は全国的にも珍しいですよね。

▼公式HP
おさけマルシェ とうかい

かき氷メニュー紹介

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かき氷は、「米鶴のあま酒かき氷 (540円)」の1種類。甘酒は「米鶴酒造」の特製甘酒を使用。山形は全国有数の米どころ、良質な米が取れる山形は、当然「日本酒」がうまい!

トッピングはお好みで、和菓子屋「戸田屋正道」の『おかめ餡子』か、「酒井ワイナリー」のブドウジュース『蟻葡萄』の、どちらかを選べます。ちなみに、かき氷の器は平清水焼き。山形づくしの「山形的」かき氷です。

今回は、いかにも山形的な「おかめ餡子」をトッピングに「米鶴のあま酒かき氷」をいただきました。

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米鶴のあま酒かき氷

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大きなどんぶりに、卵かけご飯...いや、とろろご飯.....笑。
安心してください、かき氷です!

よくかき氷として一般的な抹茶かき氷は「和風」をイメージされますが、こちらの甘酒かき氷は「古風」ですね!古き日本を連想されるかき氷となっています。見るからに英気を養えそう。


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お味はというと、甘酒に砂糖や添加物を使用していないだけあって、自然でやさしい甘さ。一般的に飲まれる“甘い”甘酒から、そのまま砂糖を抜いたような、すっきりした甘さと、甘酒特有の風味。どこか懐かしい味わいのする、素朴なかき氷です。

かき氷の“表面”“下から”贅沢に甘酒がかけられているので、食べ進めていくと甘酒のみが残り、最後は甘酒を飲むような形となります。

普通のかき氷は最後の方にシロップがガッツリ残ると、飲み干すのに躊躇しますが、甘酒かき氷となると話は別。ありがたく、最後の一滴まで飲んでしまう、謙虚な心になるようです。日本人のDNAがそうさせているのでしょうかw


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トッピングの「おかめ餡子」は、甘酒と同じように自然でやさしい甘さの粒あんです。小豆一粒一粒に確かな歯応えと、滑らかな舌触り、職人さんの真面目で丁寧な仕事が伝わってきます。

甘酒と粒あんは、共に甘くないので、一緒に食べてもやさしい味わいには変わりありません。どこまで素朴なかき氷です。

感想

米鶴のあま酒かき氷、ご馳走さまでした。自然でやさしい甘さのかき氷ですが、本領発揮するのは食後。ジワジワと温まり体ポカポカ!ここまで甘酒にパワーがあるとは...驚きです!甘酒かき氷を食べ、肌で甘酒の栄養を感じました。

素朴なかき氷なので、子供受けは良くないかもですが、大人が食べてこそ、甘酒かき氷の良さがわかると思います。ぜひ一度「甘酒かき氷」をお試しください。酒屋が作る甘酒かき氷でした~。

▼米鶴酒造の日本酒

【嘉一】鶏の旨味を最大限に引き出した超こだわりの中華そば│仙台市

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何かにつけて仙台に行くいぐべ編集長です。宮城のラーメンは個性豊か!それに有名店でも待ち時間が短め...のような?

宮城県仙台市青葉区の「中華そば 嘉一(かいち)」に訪問です。仙台ラーメン界のビックネームの一つである「嘉一」。おなじみ某グルメサイトでは、仙台市のラーメンランキングで1位にランクイン、「ラーメン 百名店 EAST 2017」にも選ばれる名店です。

事前に少し調べると、スープのだしは“鶏ガラ”だけからしか抽出しない、超こだわりの純鶏ラーメン。それに店主の経歴を見ると、修行先がなんと山形の「龍上海!」。がぜん親近感が湧いてきます。

行列が絶えない人気ぶり

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さすが人気店、店の中まで行列が!カウンターのみ10数席のごぢんまりした店内に、またかまだかと待ちわびる客(私)。スタッフは3名のみながら、客捌きが上手なので、行列に並んでから30分ほどで着席。客捌きが良いのは名店の特徴ですね。

嘉一:メニュー紹介

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人気メニューはシンプルながら王道の「中華そば」。他のお客が見ると、ほとんどの方が中華そばを食べています。他のラーメンメニューは「塩中華そば」「三陸わかめラーメン」「鶏チャーシュー麺(醤油・塩)」。

お得なセットメニューもあり、「中華そば+鶏飯」「中華そば+ご飯と鶏皮」「中華そば+あさりご飯」があります。単品で注文するよりも120円~150円安くなるプライスレス。今回は、ひときわ気になるセットメニュー「中華そば+鶏飯」を堪能します。

鶏飯:鶏の旨味が満点の炊き込みご飯

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中華そば+鶏飯 800円

席に案内され、まもなく配膳されたのが“セットメニューの鶏飯”。小振りのお茶碗に盛られ、純鶏スープで炊かれた、炊き込みご飯です。ちょうど良い味付けで、鶏だしが効き、美味しい炊き込みご飯。鶏肉のコリコリとした食感も楽しめます。中華そばのスープと一緒に食べると、また違った味になり、美味しいかも。

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中華そば:他では味わえない純鶏スープ

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中華そば+鶏飯 800円

オホッ!綺麗な透き通ったスープですね!青森県産の大きな老鶏を8時間煮込んで取ったスープだそうで、だしは鶏ガラのみ。具材は鶏チャーシュー2枚、メンマ、若干のネギ、仕上げ油は鶏油のみのシンプルな構成。シンプル過ぎて新鮮!そして、ごまかしの効かない鶏攻め!スープに相当なこだわりがある証拠ですね。


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まずスープから。スープの透明度からいって、あっさり薄めの醤油ラーメンですが、実際は少し違います!濃厚で旨味のあるコクと、鶏油の風味が強いのか、しっかりとしたコクを感じ、あっさりとこってりの中間に位置するような味わいです。

鶏ガラのみでここまで旨味のあるスープは初めて!鶏油が膜を張っているのでアツアツですが、サッパリとした飲み口なので、いくらでも飲めそう。鶏スープを極めたような魅力溢れるスープです。

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「このスープにして、この麺あり!」、麺が主張しすぎず、スープと良く絡み、ツルツルと喉に吸い込まれるような、のど越しを重視した中細麺。相性バツグンです。


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噛むごとに鶏の旨味を味わえる鶏チャーシュー。コリコリした食感は、軟骨の唐揚げに近い歯ごたえかも。


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ご馳走さまでした。あっという間に完食です。素材となる鶏の旨味を最大限に活かしたスープは、他では味わえない、極みの鶏スープです。

ごまかしのきかない旨さで直球勝負の嘉一のラーメンは、最近流行りの、麺が太い、味が濃い、脂っこい...などのラーメンとは正反対。昔ながらの中華そばを好む方には、これ以上ない美味しさのラーメンだと思います。毎日だって食べられそう。

鶏の旨味を最大限に引き出した、超こだわりの中華そばを作る、仙台の名店「嘉一」でした~。

▼超こだわりは龍上海ゆずり
www.igube.yamagata.jp

【山之助 宮町店】濃厚節系魚介好きには堪らない「魚だし白湯ラーメン」│山形市

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こだわりのラーメンを求め山形をひた走るいぐべ編集長です。

山形県山形市宮町の「らー麺 山之助 宮町店」に訪問です。山形市中心部より少し離れた郊外の宮町に、2年ほど前のオープンした山之助2号店。繁華街にある山之助1号店(本店)は、東京で有名なラーメン店(麺屋武蔵 新宿総本店)で修行を積んだ店主が開いた、山形ではあまり味わえない新進気鋭のラーメン店です。

以前は何度も通った馴染みのラーメン店でしたが、諸事情があり、最近は遠ざかっていました。あれこれ3年ぶりとなる山之助は、交通のアクセスが良い宮町店へ。どんな進化を遂げているのか楽しみです。

家族連れもゆっくり楽しめる山之助 宮町店

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交通のアクセスも良く、10数台止められる駐車場、店内はカウンター席、テーブル席、座敷が設けられ、スペースがもったいないほど広々としています。本店はカウンター席のみの店内で、駐車場も無く、交通手段は車がほとんどの山形人にとって、とっつきにくい場所にありました。これならば気軽に家族を連れてこれそうです。

スタッフの教育が行き届いているのか、礼儀正しくハツラツとした丁寧な接客は、非常に好感が持てます。

山之助の売りは、デカデカと店頭に飾られているように「鶏白湯スープ」が自慢。山形で鶏白湯スープのラーメンはなかなか食べられないので希少性はかなり高いです。

一番人気は「魚だし白湯麺」。夜限定の「特製山之助」も気になるメニューです。その他に「らー麺」「つけ麺」「辛つけ麺」「味噌らー麺」「塩らー麺」。季節限定で「冷やしらー麺」もあるようです。

約3年ぶりの山之助の訪問、今回は一番人気「魚だし白湯麺」をいただきます。

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こりゃあ旨い!!魚だし白湯麺

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魚だし白湯麺 780円
ウホッウホッ!久しぶりの山之助のラーメンにテンションが上がります!スープは鶏ガラから抽出した白湯スープですが、だいぶ赤みがかった色合いで、見た目は醤油ラーメン。カツオ節のような魚介の香りが食欲をかき立てます。

じっくり煮込んだような大振りのチャーシューの目を惹きますが、角切りチャーシューもトッピングされています。他には、ネギの細切り、メンマ、大判のり、そしてラーメンの具材には珍しい“玉ねぎの刻み”が入っている手の込みよう。3年前より確実にグレードUPしてます。


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まずスープ。マイルドでコクのある鶏白湯スープに濃口醤油タレをブレンド、クセになる魚介だしを掛け合わせたスープ。力強く、まろやか、そして節系魚介の旨味が全開の濃厚な仕上がりだ!

スープはザラッとして濃厚だが、しつこくは無い。たぶん「玉ねぎの刻み」がしつこさを緩和しているので、飲み口は意外と爽やか。女性受けも良さそうな柔らかいスープです。

見えるだけでもスープに色々入っているので複雑な説明だが、こりゃあ旨い!!


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中太で若干の縮れがある麺は、コシがありツルツル。スープの絡み、のど越しが抜群に良い!スープと麺、そして私との相性が良いので、自然と箸が進みます。お見事!


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箸で持つと今にも崩れそうな大振りのバラチャーシューは、美味しく、肉厚で食べ応え十分。角切りチャーシューの方はバラチャーより味がしっかり染み込んでいて、また違った美味しさがあります。


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白飯(100円)をラーメンの残り汁に入れ、恒例のねこまんま。節系魚介の旨味が強いスープ... お味の方はご想像にお任せします(笑)


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ご馳走さまでした。凄く美味しかったです!以前食べた時よりも手が込んでいて、全てにおいてスキがありません。「濃厚でマイルド、節系魚介が全開のスープ」が好きな人には堪らない秀逸なスープです。

以前食べていた頃よりも格段に進歩し、感動さえ覚えました。またお世話になりそうです。濃厚節系魚介好きには堪らない「魚だし白湯ラーメン」の山之助 宮町店でした~。

【千本だんご】行列を作るだんご屋の「かき氷」│大石田町

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かき氷がマイブーム!『かき氷はじめました』を見ると、ついつい買って食べてしまういぐべ編集長です

山形県大石田町の最上川 千本だんご(以後、千本だんご)に訪問です。その名の通り「たんご屋」ですが、よくある町の“だんご屋”ではありません。町の観光地になるほど、県外からも多くの客が訪れ、土日祝日の行列はもちろんのこと、平日も行列が出来る、山形を代表するだんご屋です。国からも大きな賞をいただくほど絶賛されています。

www.ic-net.or.jp
www.igube.yamagata.jp

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名物のだんごを求め、行列は店内で収まりきれず店の外まで。並んででも食べたい千本だんごのだんごは、添加物を一切加えておらず、翌日には固くなり食べられなくなります。そのかわり餅がめちゃくちゃ柔らかく、素材そのものを生かした自然な風味の“餡”がこれまた美味しい、こだわりの絶品だんごです!

目を惹く鮮やかな創作だんごにもたいへん力を入れています。今流行りの「インスタ映え」ってやつですね(笑)美味しそうです。

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だんご屋のかき氷!庄内砂浜メロンシロップが美味しい

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庄内砂浜メロンかき氷 650円。あまり知られてはいませんが、山形はメロンの名産地。特に庄内産の「庄内砂浜メロン」は高級メロンとして有名です。そんな高級メロンを贅沢にもシロップにしたわけですね!

他のメニューを見ると「あずき氷」「抹茶氷」「生レモン氷」「生イチゴ氷」と、どれも美味しそう。練乳はお好みでトッピング無料のサービス。価格は500円から食べられます。


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メロンだけが漂わせるあの何とも言えない甘い香り。メロンシロップが表面を覆うようにかけられ、その上から溢れんばかりの練乳がたっぷり!頂上部には「メロンの果実」が2つトッピングされ、目を見張るほど豪華絢爛ぶりです。

ボリュームはかなり多いので食べ応え満点!ラーメン1杯分に相当するかも。


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メロンシロップが中まで深く浸透し、どこを食べても甘く、メロン特有のいい匂い。氷で冷やされたメロンのスッキリした爽快な味わいはたまりませんね!団子と同じように、強いこだわりから生む極上の味わい。メロンの果実はメロンそのものを丸く型取ったもの...まさにご馳走です。

ですが、氷そのものにはこだわりを感じません。よくお祭りの時に食べられるかき氷と同じようなザラッとした氷で、氷の質や削りなどは今一歩。これで新雪のようなフワッフワッとした氷であれば、名物となるポテンシャルを秘めているかと思います。


行列を作るだんご屋“千本だんごのかき氷”おひとついかがですか?だんご屋らしくないかき氷ですが、かき氷としては上等かと思います。こだわりの絶品だんごと一緒に食べるのも良いですね。行列を作るだんご屋「千本だんごのかき氷」でした~。

【龍上海 本店】辛味噌ラーメンの伝説は全てここが始まり。元祖からみそ!│南陽市

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世のラーメンフリークたち、出てこいや!!念願の“龍上海 本店”に行き、ちょっと興奮気味のいぐべです。

山形県南陽市赤湯の“龍上海 本店”に訪問です。全国のラーメン店で食べられている「辛味噌ラーメン」。スープと混ぜるとピリッとクセになる、お馴染みの辛味噌がトッピングした辛味噌ラーメンは“龍上海 本店”が元祖。昭和35年に誕生したそうです。

もちろん味の方は超一級品。山形を代表するラーメン店です。

▼龍上海 公式HP
赤湯ラーメン「龍上海」のウェブサイトへようこそ!

県内に8店舗、横浜にも店を構える龍上海ですが、こと“龍上海 本店”に関しては、皆さんお馴染みのグルメサイトが選出する「ラーメン 百名店 EAST 2017」に選ばれるだけあって、龍上海グループの中でも別格。伝説の「辛味噌ラーメン」を求め、全国から次々とお客が訪れる名店です。

龍上海の総本山“龍上海 本店”

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山形の田舎町に店を構える“龍上海 本店”ですが、全国区の名店だけあって、土日祝日は1時間待ちは必須の大行列。私も何度か、“龍上海 本店”で食べようと訪れたことがありますが、大行列を見る度に諦めていました。今回は開店1時間前に列に並びました。

訪れる車のナンバープレートを見ると、半数以上は県外ナンバー。なかには“釧路ナンバー”の車も...どんだけ人気なんだよ。


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中国チックな店内に、座席数は30席ほど。男性客はもちろん、若い女性や年輩者も多い客層。ちなみにこの人たちは開店1時間前に並んだ同胞です(笑)

メニューはこだわり尽くしたラーメンのみ!

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龍上海のラーメンは、赤湯の町にちなんで「赤湯ラーメン」と言われています(赤湯ラーメン・赤湯からみそラーメンは龍上海の登録商標)。

メニューは“赤湯からみそラーメン”“赤湯ラーメン(醤油ラーメン)”に、それぞれにチャーシューを追加した“チャーシュー麺”の4種類のみ。

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これぞ元祖!赤湯からみそラーメン

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うほっ!どんぶりの真ん中には、お馴染みの辛味噌ですが、よそとは色合いが少し違います。龍上海の辛味噌は鮮やかな朱色で自家製オリジナル。生にんにくやゴマ油、地元産の赤唐辛子などの薬味を練り込んで作る、こだわりの辛味噌です。磯の風味豊かな青海苔が全体に振りかけられ美味しそう。見栄えもバッチリです!

極上...こだわり続けた一杯!

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スープの“色合い”と“表面の油”で、こってり感が強烈なスープに見えますが、意外とサラッとした味噌スープです。

クドさは微塵にも感じず、今まで味わったことがない“濃厚なコク”“まろやかさ”、それに青海苔の風味が合わさって、パンチの効いた超濃厚スープに...だけど、どこか“やさしさ”も感じる、何とも不思議なスープです。今まで味わってきた味噌スープで一番美味しいです!


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スープはどうしても好みが分かりやすいところですが、この自家製“極太縮れ麺”はどうでしょう。誰もが納得の“プリップリッ、モチッモチ”の弾力とコシの強さは、「旨い!!」の一言に尽きる。超こだわりの麺です。



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国産豚バラチャーシューも絶品です。口に入れた瞬間に分かる良質な肉の旨味!もう何も言うことがないほど旨い。少々高くても(1150円)チャーシュー麺を頼めばよかったと後悔するほど。おすすめです!


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忘れていけないのがこの“メンマ”です。強くしなやかな歯ごたえ“シャッキッシャッキッ感”がハンパない。久しぶりにメンマを食べて心から旨いと思いました!さすが細部まで手を抜きません。


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ある程度食べ進めたら龍上海自慢の自家製“辛味噌”を混ぜる。ただ辛いだけの“辛味噌”をたまに見かけますが、それらとは全く異なります。辛いけどやさしい...そしてコクがある辛味噌。適度にスープと混ぜれば超濃厚スープとWパンチで箸が止まらなくなります!(好みの辛さに調整しながら食べよう)


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ご馳走さまでした。最後までおいしかった!全国的に広がりをみせる“辛味噌ラーメン”。こと山形に関しては龍上海支店を含め、数多くのラーメン店で食べられるメジャーなラーメンです。

ラーメン店の店主には“龍上海 本店”をリスペクトする方も多く、かなり研究されていると思いますが、やっぱり“龍上海 本店”が一番美味しいです!

この辛味噌ラーメンというジャンルで、この先、これ以上のラーメンに出会えるか思えないほど抜き出ています。やっぱり凄い“龍上海 本店”の元祖辛味噌ラーメンでした~。

▼龍上海のカップラーメン発売中

【赤塚製氷】並んででも食べたい!創業109年老舗製氷店が作る「かき氷」│天童市

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急いで食べたら「あたまがキーン!」。悶絶するいぐべ編集長です。

山形県天童市の「赤塚製氷 アイスカフェ 弘水」に訪問です。夏と言えば、欠かせないメニューの一つ“かき氷”。創業109年の老舗製氷店「赤塚製氷」が満を持してリニューアルオープン(2016年5月)した、アイス専門店がたいへん賑わっています。

「ふんわり5代目かき氷」と銘打った、老舗製氷店こだわりの“氷“と“削り”が大評判!私もその噂を嗅ぎつけ、やって参りました。この夏、山形で一番涼しくなれる、おすすめアイスカフェです。

twitter.com

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この日の気温は34℃、並んででも食べたい赤塚製氷のかき氷を求め長蛇の列。去年からSNSや口コミで評判が広がり、土日祝日となると、30分~1時間待ちは覚悟しなければなりません。皆さん汗をかきながらも、冷たくて美味しい絶品かき氷を、今か今かと心待ちにしています。

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老舗製氷店が丹精込めて作るこだわりの「かき氷」

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うほっ!長時間並んだ甲斐のある圧巻な見栄え!注文し受け取った瞬間、今までの暑さが一気に吹き飛ぶような、そんなかき氷です。ボリュームもさることながら、山形産の果物や野菜を使用した自家製シロップが満遍なく表層を覆っています。

手前の写真が枝豆の王様「だだちゃ豆」を使用した「だだちゃ豆みるく」。奥が人気No.1「完熟苺みるく」。他にも季節限定の「かぼちゃみるく」など、20数種類のバラエティ豊かな“かき氷”を楽しめます。価格は500円~1000円。


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だだちゃ豆みるく 850円。

これぞ山形のかき氷!濃厚で自然な枝豆(だだちゃ豆)の風味が口の中いっぱいに広がります。老舗製氷店こだわりの“氷“と“削り”は、氷のザクザク感を残しつつ、雪のようにフワッ!氷作りを知り尽くした製氷店だけあって、“かき氷”から強いこだわりを感じます。そして、そのこだわりから生み出すかき氷が、何より美味しい!!


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食べ進めると、中までこだわりの自家製シロップがたっぷり!氷とシロップの食べる配分を全く考えなくてもいいほど、惜しむことなくシロップがかけられています。むしろシロップが多すぎるくらいなので、後半になるとシロップジュースになるほど(笑)

写真では見にくいですが、かき氷の中心にたっぷりとミルクがかけられています。ただちゃ豆シロップとミルクが奏でるハーモニー...極上です。


山に囲まれた盆地の山形の夏はとっても暑い!ひんやりと冷たい休憩に、「アイス カフェ 弘水」はいかがでしょうか。かき氷だけではなく、こだわりのアイスをトッピングした“パンケーキ”や多種多様な“ジェラート”も楽しめるアイス専門店となっています。

並んで食べる“かき氷”はまた格別に美味しい!友達にもドヤ顔で自慢できます(笑)創業109年の老舗製氷店が作るこだわりのかき氷“赤塚製氷 アイスカフェ 弘水”でした~。

おまけ:SNSで流れる圧巻の1枚!

ちょっと、これスゴくない?7つものかき氷が並ぶと豪華絢爛!これだけの数のかき氷を、一度並べてみたい..いや、食べてみたい!圧巻です。


▼他にもある山形の名物かき氷
www.igube.yamagata.jp

【麺匠 玄龍】仕上がりがハンパない!名店が作る王道味噌らーめん│仙台市

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仙台に行ったら牛タンよりもラーメンを食べるべし!いぐべ編集長です。

宮城県仙台市の「麺匠 玄龍・ララガーデン長町店(以後、玄龍)」に訪問です。以前から仙台に行ったら食べたかった超有名店“玄龍”。皆さんもお馴染みグルメサイトでは「ラーメン 百名店 EAST 2017」に選ばれるほどの名店中の名店です。

mensho-genryu.com

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仙台店と盛岡店がある玄龍ですが、2016年秋に仙台で発展著しい地域である仙台市長町のララガーデン3Fグルメフロア内に3店舗目をオープンしました。

駐車場はララガーデンの駐車場約660台が使え、車で来店するお客に取っては、気楽に食べに行けるので大変ありがたい。名店ともなると、駐車場に車を止めるだけでも一苦労です。お決まりの行列も外で待つより苦になりませんね。


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玄龍と言ったら「味噌らーめん」。「飛魚(あご)と豚骨のWスープに2種類の味噌を組み合わせたこだわりの一杯」。メニュー表の説明書きを見ただけでも、濃厚でパンチの効いたコクのあるスープを想像できますね。

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これぞ、王道の味噌らーめん!

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うほっ!貪欲に食欲を刺激する味噌らーめんの理想形のような盛り付け!程良い量の“もやし”と、煮卵一個まるごと...「これが王道の味噌らーめんだ!!」と言い放つような、力強く、バランスの取れた盛り付けはお見事!表面には“すりゴマ”が振りかけられています。

味噌ラーメンにお馴染み“辛味噌”はラーメンとは別の小皿にトッピング。最初から辛味噌が入っていると最終的には辛味噌と混ざり合いスープが激変します!辛味噌がちょっと苦手な方に寄り添った思いやりのあるサービスですね。

ぶたうめぇ!完成されすぎた味噌らーめん

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今まで味わったことのない“濃厚でやさしい味噌スープ”。意外とサラッとしたやさしい味わいの味噌スープを主体に、豚骨のコクとまろやかさ、あごだしの上品なコクと旨味が...なんとも絶妙にバランス良く組み合わさったスープ。何かが突出することもなく、濃厚で旨味たっぷりのスープを味わえます!


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味噌ラーメンにお馴染みの“中太麺縮れ”は、コシ、弾力、共にバランス良く、スープと一体になったような“のど越し”の良い麺。個性は控え目ですが、スープとのバランスをたいへん良好です。


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量は少なめ角切りチャーシュー。個人的にはオーソドックスはバラチャーシューが好みですが、「角切りチャーシューもっと食べたい!」と、叫びたくなるほど味わい深い旨味の逸品チャーシュー!次はチャーシュー麺を...またの来店に繋げる為の仕掛けのチャーシューですかね?w


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煮卵1個まるごとは、ちょっとした贅沢ですかね。価格に含まれているはずなんですが、煮卵の魔法ですね(笑)


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ある程度食べ楽しんだ後に辛味噌を入れるのが鉄則!味が激変するのでお好みで調整してくださいね。


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辛味噌を全て混ぜるとスープが赤く染まり、辛味噌特有の辛さになります。スープを2度楽しめるのが辛味噌の醍醐味!白飯を追加注文し、“ねこまんま”にするのも味噌ラーメンの醍醐味ですね!(これが一番うまい(笑))


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ご馳走さまでした。スープ一滴まで飽きずに美味しくいただける極上の一杯。ですが、精錬され過ぎているのか、どこか物足りない印象も受けてしまいます。「面白味に欠ける」と言ったらよいのか..。

誰もが美味しいと感じるハイレベルなラーメンですが、感動はイマイチ。名店ゆえに記憶に残るラーメンであって欲しいと思うのも、名店ゆえの期待値の高さですかね?

仕上がりがハンパない!王道の味噌らーめん“麺匠 玄龍”でした~。

  • 住所:宮城県仙台市太白区長町7-20-5 ララガーデン長町 3F
  • 電話番号:022-796-2511
  • 休業日:無休
  • 営業時間:11:00~22:00
  • 駐車場 :ララガーデンの駐車場 約660台
  • 地図 :麺匠 玄龍/グーグルマップ

かつやのカツ丼って値段のわりに美味しくない?

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お、ねだん以上「かつや」。どこかで聞いたことあるフレーズですが、“かつや”にピッタリ!

全国に345店舗を展開する、とんかつ・かつ丼チェーン「かつや」。山形特化を標榜しながらも、何だかんだお世話になっています。なんと言っても、安くて、旨い!のが“かつや”の特長。「とんかつの吉野家」、的な存在でしょうか。

日頃はテイクアウトでしか「かつや」のカツ丼を食べたことがないので、今回は初の実店舗で食べてきました。テイクアウトより実店舗で食べる方がボリューミーじゃないですかぁ!?


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参照:かつや公式ホームページより

かつやの定番、カツ丼(梅)税込529円。大手外食チェーン店でも500円台で食べられるので、それほど際立って安くはないですが、値段と美味しさを考慮すると相当リーズナブル!もちろん、めちゃくちゃ美味しい!!ってわけではないのですが、毎週でも食べに行けるくらいの値段は何よりも嬉しい。安くて美味しいは正義!でしょ。

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安くて、旨い!かつやのカツ丼!!

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うほっ、カツ丼(梅)待ってました!トッピングのロースカツは80g。一つ上のカツ丼(竹)はロースカツ120g、3割ほど多いですが、そんなことを微塵にも感じないほどボリュームがあります。


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なんと言っても、このロースカツの柔らかさが良いですよね。ヒレ肉を食べているかのような柔らかさが堪らない。空腹時は何よりのご馳走です!肉の厚さは10ミリと均一な厚みになっているのも美味しさの秘密なんでしょうか?とにかく柔らかい。


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だし汁と玉ねぎの卵とじは、ご飯がすすむすすむっ!かつやに関係なく、卵とじが美味しいと箸の進み方も違いますよね?少し甘めの味付けですが、ご飯とのバランスがちょうど良く、いつも安定して美味しいです。


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ふぅ、テイクアウトと値段は一緒なんですが、実店舗の方はご飯の量が多いと思います(間違っていたらごめんなさい)。ところで、カツ丼の醤油タレって美味しいですよね。中までしっかりとタレが染み込んでいると、なおさら美味しく感じます。

それに、かつやの醤油タレが染み込んだご飯は子供受けが良いのか、私の娘(2才)の食べっぷりが物凄くいい!周りのお客さんも同じような年齢の子供を連れたファミリーが多く、夢中で食べている子供の様子を見ると、あながち間違いではないと思います。小さい子供を持つ家族の食事に使えるお店としてもオススメです。


コスパ抜群!下手に店で食べるよりも“かつや”で食べた方が間違いないです。529円で食べられるカツ丼ですが、店頭で貰えるクーポン(食後)を使えば、100円引きになる超お得な食べ技もあります。な・な・なんと429円!!!!

食べないわけにはいかないでしょう!安くてボリューミー、お味はなかなか!かつやのカツ丼でした~。

【といや】独特のカレー風味カツ丼!谷地名物「ソースカツ丼」がウマい!│河北町

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とんかつよりカツ丼が好き。だって、カツ丼のタレがかかったご飯ってめちゃくちゃ美味しいじゃないですか!いぐべ編集長です。

山形県河北町の「といや」に訪問です。全国のご当地B級グルメが大変賑わっています。有名店であれば、田舎町にも関わらず、駐車場には県外ナンバーの車がズラリ、観光バスが止まっていることも珍しくありません。

今回訪問した「といや」は県外からのお客が多いのはもちろんのこと、山形県内の飲食店にも影響を与えるほど、美味しくユニークな「ソースカツ丼」を食べられます。地元では地区名も冠した「谷地カツ丼」の“元祖”として親しまれています。

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ソースカツ丼の元祖として親しまれている「といや」ですが、河北町発祥の名物「冷たい肉そば」でも、町で1,2位を争うほど人気の名店です。ソースカツ丼と冷たい肉そばを求め、東京から車で5時間掛け食べに来る強者がいるほど。

味自慢「といや」の多彩なメニュー

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数多くのメニューがあるのでどれにしようか迷うところ。ざっと30種類のメニューがあります。まぁ“おすすめの品”に書かれているメニューを選べば間違いないですね。

カツ丼と冷たい肉そばに隠れ、「中華そば」もなかなかの美味しさ。カツ丼(ミニカツ丼)と一緒に食べられるセットメニューもおすすめです。

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元祖「カツ丼」を食べるべし!

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うほっ!この味を求めて県外から多くのお客が訪れます。「ソースカツ丼」と先ほどから呼んでますが、実はソースはかかっていません!卵もソースも使わないカツ丼、味付けは秘伝のカレー風味タレ!


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揚げたて熱々のカツとほのかに香るカレー風味は、子供から大人まで世代関係なしに食欲をそそります!山形にカレー風味のソースカツ丼を出す店は多くありますが、「といや」のカツ丼は別格の美味しさなんです。さすが元祖!


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ほど良い厚さのカツと、薄くきめ細かな衣は、サクっと、だけど中はしっとり。揚げ方が絶妙なんですね!衣がしっかりとまとまりあい、下手なカツのように衣のベラベラ感はありません。しっかりとしたカツの肉感と衣との一体感は他の店では味わえない逸品です。

秘伝のタレはほのかに香る隠し味程度のカレー風味ですが、これが不思議とクセになる!なにがなんだかわからないがウマさがあります。


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カレー風味のタレがご飯に少しかかっているだけで、おかずなしで食べられる不思議な秘伝のタレ。スパイシーさが無いので、本当の意味で子供から大人まで食べることが出来ます。とにかくタレとカツとご飯が絶妙に合う、理屈抜きでウマいカツ丼なのです。


「といや」のカツ丼、とにかく食べた人なら分かるでしょう。地元の人でなくても何故か懐かしく感じる不思議なカツ丼です。県内に多くある他店のソースカツ丼はカレー味が濃かったり、カツがイマイチだったりと微妙なところもありますが、「といや」だけは別格!ここでしか食べられない本当の「谷地カツ丼」をご賞味あれ!ご当地B級グルメ!お味はA級!「といや」のソースカツ丼でした~。

  • 住所:河北町谷地字月山堂392-1
  • 電話番号:0237-72-3720
  • 休業日:水曜日
  • 営業時間:11:00~15:30、17:00~19:30
  • 駐車場 :多数有り
  • 地図 :といや/グーグルマップ

【ラーメン中村家】鯛だし!揚げねぎラーメンを食す│山形市

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前から気になっていたあの店にトライ!いぐべ編集長です。

山形市の「ラーメン中村家」に訪問です。山形市にお住まいの方であればラーメン中村家を見たことがあると思います。山形駅からほど近く、繁華街ではなく区画整理された一角にあるラーメン中村家。目を惹く大きな看板と、駐車場はいつも車がたくさん止まっているので以前から気になっていました。

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山形で鯛だしラーメンを食べられるお店は県内では数店のみ。山形では大変珍しいラーメンです。鯛だしラーメンは同じ魚介系の煮干しラーメンとはひと味違う、上品でコクのあるやさしいスープが特徴。最近では私のマイブームになっているラーメンです。

ラーメン中村家のメニュー

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ラーメン中村家のメニューは大きく分けて4種類。「中華そば」「鯛だしラーメン」「揚げねぎラーメン」「クセ中」。それぞれに「チャーシュー麺」「ワンタン麺」「ワンタンチャーシュー麺」とシンプルなメニュー。大盛りはうれしい無料サービス。

「揚げねぎラーメン」は鯛だしスープに揚げねぎをトッピングしたラーメン。「クセ中」は“癖になる中華そば”の意味合いらしく、動物系のエキスを加えた人気メニューです。今回は、鯛だしスープに揚げねぎをトッピングした「揚げねぎラーメン」を注文しました。

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鯛だし!「揚げねぎラーメン」レビュー

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今思うと「揚げねぎラーメン」も珍しいラーメンですね。黒く揚げられたねぎがスープ全体を覆うようにトッピング。若干ですが甘く焼き焦げたねぎの香りのする一杯です。鯛だしスープに揚げねぎの組み合わせ...いったいどんな味なんでしょう?

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透き通った鯛だし醤油スープ。どこをレンゲですくっても揚げねぎがしっかり顔をのぞかせます(笑)

お味はと言うと、あっさりの一言に尽きる醤油スープ。温かいラーメンですが清涼感を感じるほどあっさりです!鯛だしラーメンはあっさりで上品なコクのあるスープが鯛だしの特徴のはず...なんですが、肝心な“コク”を感じることが出来ません。ちょっとこの点は残念...。

揚げねぎから若干の旨味が出ているようにも感じますが、有っても無くてもさほど変わらないと思います。もう少しアクセントになるような“揚げねぎ”であってほしい...。

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麺のコシ、のど越し、スープの絡み、共に良くバランスの取れた中細麺縮れ。口の中を自然に通過するような食べやすさはお見事!理想的な中細麺ですね。

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肉厚で脂身が少し多めのチャーシュー。口の中に入れるとトロっととろけ、肉感も良く逸品です!臭みが全くないのもgood!誰にでも勧められるチャーシューですね。

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最近ラーメンのトッピングで“固ゆで卵”はあまり見られなくなりました。半熟が多いなか、固ゆで卵は目新しくも感じます。個人的にはアウトローな感じに好感が持てますが..。


味の好みは人それぞれ、あっさり味のラーメンが好きな方にはおすすめなラーメン。毎日食べても飽きることがなさそうです。ただ、鯛だしの旨味は感じることは出来ないのは少し残念なところ。鯛だしの旨味さえ引き出せれば全く違ったラーメンに化けそうです。その点は「今後に乞うご期待!」てところでしょうか。ラーメン中村家でした~。

  • 住所:山形市城南町2-10-5
  • 電話番号:023-646-5231
  • 休業日:月曜日
  • 営業時間:11:30~14:30/17:30~21:00 ※スープがなくなり次第終了定休日月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 駐車場 :約10台
  • 地図 :ラーメン中村家/グーグルマップ

人気の「クセ中」はいかが?

昔ながらの中華そばに見えますが、あっさり醤油スープに、野性味溢れる動物系の油(ラード?)を加えた一杯。人によっては好き嫌いが分かれそうですが、好きな人はハマる、個性が引き立ったラーメンです。ちなみに私はクセになりませんでした~(笑)


▼鯛だしラーメンの食レポ、ぜひ!
www.igube.yamagata.jp
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【さわばた】ボリューム満点!熱々の野菜たっぷりラーメン│山形市

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汗ドバドバ!真夏だろうが熱々のラーメンを食べたい、いぐべ編集長です。

連日30度を越える真夏日、でもラーメンは熱々がいいですよね?

山形市南館に店舗を構える「さわばた」に訪問です。2013年にオープンした比較的新しいお店ですが、見る見るうちに山形市の人気ラーメン店に。駐車場いつも満車の繁盛店になりました。

店主が地元愛が強い河北町谷地出身と言うことで、ラーメンの他に河北町の名物「肉そば」や「谷地カツ丼」など幅広いメニューが特徴のラーメン店です。

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土日祝日は駐車場はいつも満車。約13台止められる駐車場ですが空いていたらラッキーです。店舗が住宅街の狭い路地にあり、他に駐車場はないので入店を諦める方も多いと思います。辛抱強く待つしか方法はありません。

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広々とした清潔感溢れる店内。カウンター席、テーブル席、座敷がバランス良く配置されています。二世代や三世代の大人数での来店が多い山形の県民性を考慮したファミリーに優しい空間。誰もが好印象の持てる店内です。

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一番人気は店名を冠した「さわばたラーメン」。店名の名を付けるほどのラーメンなので選んでおいて間違いありません。他にもトッピング全部増しの「さわばたスペシャル」。店主の地元谷地の名物「肉そば」や「谷地カツ丼」などセットメニューを含め幅広い客層にも対応できるようなメニューとなっています。

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300グラムの野菜たっぷり「さわばたラーメン」

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さわばたラーメン 750円。300グラムの炒めた野菜を盛り付けた、ボリュームたっぷりの一杯。野菜炒めのこうばしい香りが食欲を刺激します!

思えば昔ほど野菜ラーメンを食べることも少なくなりました。家庭で作るラーメン以外で野菜ラーメンを食べるのは新鮮ですね。

熱々!汗が止まらない..だけど旨い!

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昔ながらの醤油ラーメンと思いきや、深いコクを味わえる濃いめの醤油スープ。魚介系と動物系のダシをバランス良くブレンドしたような深い味わいのスープに、野菜炒めの香ばしさと油が加わり、何とも表現が難しい、濃厚でコクのあるスープに仕上がっています。ちなみにやたら熱々!汗が吹き出してきます!おかげで水がおいしい(笑)

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太麺ストレート。モチモチの麺に野菜炒めが良く絡みます。シャキシャキの野菜炒めとモチモチの麺を噛んで食べるラーメン。大量の野菜でなかなか箸が進まないのも、野菜ラーメンの醍醐味ですね。

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大振りの豚バラチャーシュー。脂身と赤身がバランス良く、肉厚で柔らかくジューシー。お手本のような絶品チャーシューです。チャーシュー麺を食べても大満足間違いなしですね!

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深いコクのスープと野菜たっぷりの「さわばたラーメン」。最後まで美味しくいただきました。野菜炒めのボリュームにも大満足。

ちなみにこちらのスープ、一向に冷めません!野菜炒めの油が油膜を張っているのか、熱々のままです(苦笑)。店内の冷房は効いてますが、汗が吹き出すように出てきます。まぁ皆さんも同じように汗をかきながらフガァフガァ食べているのですが..笑

他にもある「さわばた」のおすすめ

「さわばたスペシャル」。ジャンク盛りに近いボリューム!うどんのような極太の麺に、香ばしい野菜炒め、ニンニク、辛味噌、油分多めのスープ、絶対ハマりそうなハードパンチャーなラーメンです。胃袋に自信がある男性諸君におすすめ。

店主の地元谷地の名物「肉そば」と「谷地カツ丼」のセット。特に「谷地カツ丼」はソウルフードとして愛されています。特徴は卵もソースも使わないカツ丼、味付けは秘伝のカレー風味タレ!これが食欲をそそる!今まで味わったことのない美味しさです。


ラーメンも美味しいけど肉そばやカツ丼も美味しい「さわばた」いかがでしたか?メニューが幅広いので何を食べたらいいのか分からないところもありますが、はっきり言ってどれを食べても美味しいです。ぜひ一度ご賞味あれ。ボリューム満点!熱々のさわばたでした~。

  • 住所:山形市南館5-8-56
  • 電話番号:023-646-7144
  • 休業日:不定休
  • 営業時間:10:00〜15:30 整理券は8時前から配布
  • 月~金11:30~14:30、17:30~21:30(L.O.)土日祝11:00~15:00、17:00~21:30(L.O.21:00)
  • 駐車場 :約13台
  • 地図 :さわばた/グーグルマップ

【腰掛庵かき氷】2時間待ち必須!全国的名店「和菓子屋」が作る絶品「かき氷」

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暑い!冷たいモノが食べたい。やっぱり日本の夏には「かき氷」でしょ!いぐべ編集長です。

山形に全国的に有名な和菓子屋があることをご存じでしょうか?

山形県天童市に店を構える『腰掛庵(こしかけあん)』。大手口コミサイトの“食べログ”では和菓子部門で全国5位にランクインされ、「スイーツ100名店2017」にも選ばれる程の名店です。そんな和菓子の名店が作る「かき氷」を求め、土日祝には最長4時間待ちにもなる大行列が!!!

名物の「わらび餅」と「かき氷」で有名な腰掛庵ですが・・・現在、店舗(本店)では和菓子のテイクアウトしか行っていないのでご注意を。以前「わらび餅」と「かき氷」を求め全国から訪れるお客さんを捌ききれず、店内の飲食スペース「かき氷」の販売が廃止となったほどの圧倒的人気ぶり。当時は最長5時間待ちの大混雑でした!

現在は山形最大のスポーツ・レクリエーション施設、山形県総合運動公園のレクリエーションクラブハウスにて夏期限定の6月~9月初旬まで食べることが出来ます。

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日曜日の午前10時、雨が降るにもかかわらず長蛇の列。皆さん、かき氷を食べる為に早起きしての来店ですが、この日は10時でかき氷の注文を締め切り・・・10時からの営業ですが10時に並んでも食べられません!かき氷を確実に食べるには朝8時の来店がオススメ。

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来店すると整理券を渡されます。8時前の来店でしたが順番は5番目!整理券を貰うとその場に居なくてもいいので、あとは時間までゆっくりしていられます。ちなみに整理券はお一人様一枚限り、一人に複数枚の配布はしないそうです。

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2時間待っても食べたい!絶品かき氷

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一番人気、木いちごとすぐりミルク 780円。

デカい、デカすぎる!ふわふわのきめ細かな氷に、まんべんなくかけられた自家製和風シロップ、その上にミルクが滴り落ちるほどかけられています。登場するたび、お客さんからの熱いまなざしを受ける「かき氷」はそうそうありません。

他のメニューはミルクなしで「木いちごとすぐり」「宇治金時」「宇治しるこ」「黒みつ」「黒みつ金時」「黒みつしるこ」「白みつ」「白みつ金時」「白みつしるこ」。シロップが甘酸っぱいのでミルクありがオススメ。甘酸っぱさが中和され、よりいっそう美味しくいただけます。

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てっぺんには今が旬の木いちごがふんだんにトッピングされています。あまり食べる機会がない木いちごをかき氷で食べられるのも風情があっていいですね。

雪のようにフワフワ!新食感かき氷

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食べてみるとスプーンがスッと入り・・・口の中でフワッととろける。これは氷ではなく雪を食べているような新食感!

甘酸っぱい木いちごが所々でアクセントになり、また違ったやさしい味に変わります。和風シロップとミルクが混ざり合って、何ともいえない清々しい味わい。一口食べれば長時間待ったのにも納得!

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とにかく大きいので食べるのに一苦労(笑)2人でシェアしてちょうど良い大きさ。まぁ皆さん一人で食べていましたが・・・

シロップは上から下から惜しみなくかけられているので、最後まで美味しいかき氷が食べられますね。

他にもある腰掛庵の絶品メニュー

こちらも人気メニューの「宇治金時」何とも色鮮やか。粒あんがこれでもかと贅沢にトッピングされ、日本三大茶のひとつ宇治茶のシロップは大人のかき氷を演出しているかのようですね。今度食べてみようと思います。

かき氷は早々と売り切れてしまいますが、こちらの「抹茶わらび氷」は営業時間いっぱいまで食べられるようです。評判も大変良く、最初に抹茶わらび氷を食べ、次こそはかき氷を食べるぞ!と決意する方も多いと聞きます。店舗では信じがたいほど柔らかい名物「わらび餅」も合わせて販売しています。こちらも絶品、大満足間違いなしです。


大行列が出来る腰掛庵のかき氷いかがでしたか?2時間待ちも納得の美味しさ。美味しすぎてひっくり返らないよう、ぜひ一度ご賞味あれ。腰掛庵のかき氷でした~。

  • 住所:天童市山王1-1 山形県総合運動公園 ふる里の森 レクリエーションクラブハウス
  • 電話番号:023-654-8056
  • 休業日:月曜日(祝日の場合、翌水曜日が休み・加えて悪天候時も休み)
  • 期間:6月6日〜9月初旬
  • 営業時間:10:00〜15:30 整理券は8時前から配布
  • 地図 :腰掛庵クラブハウス/グーグルマップ

【麺舞 杉のや】宮城が誇る名店!渾身の「極上鯛だし醤油ラーメン」食べたどお!

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山形のラーメンも良いけど、たまにお隣「宮城」の美味しいラーメンを食べたい...そんな時もあるいぐべ編集長です!

山形市から仙台市まで車で1時間そこそこ、美味しいラーメンを求め、山形県のお隣「宮城県」にラーメン遠征。山形市民にとって仙台市は隣町感覚です。

今回は宮城が誇る名店「麺舞 杉のや(以後、杉のや)」を訪問です。

「杉のや」は口コミサイトで宮城随一の高評価のお店です。必ずと言っていいほど宮城のラーメン特集で紹介される名店。極上の鯛だしスープは見事の一言に尽きる唯一無二の味わいです。

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仙台市のお隣名取市にお店を構える超人気店「杉のや」。繁盛店ゆえスープがなくなり次第閉店になるのでご注意を!
今回は14時頃の到着になってしまったので営業しているか?ヒヤヒヤしましたが、なんとか滑り込みで入店。土日祝は14時~14時30分頃までがボーダーラインかと・・・

スタッフの対応が素晴らしく、誘導も丁寧に素早くこなすお客様本位のお店です。車の中で待つお客さんには順番が来るとスタッフがその車まで行って入店を案内する...ここまでするラーメン屋は聞いたことがありません。

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さほど広くない店内に6~7名のスタッフが配置されています。客の捌きが驚くほど早いのも特長の一つ。素晴らしい連携プレー!ここまで回転の早いお店はなかなかないですね。まぁそれでも30分ほど順番待ちしましたが...

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杉のや自慢の『鯛だしラーメン』は醤油と塩を選択できます。どちらも鯛だし特有の上品なスープ。今回は50円をプラスして醤油の「こってり」を注文。

鯛だしラーメンの他に『味噌ラーメン』も絶賛されています。味噌ラーメンは完売が早いのでなかなか食べられません!食べる際は早めの来店がベスト。ちなみにいぐべが到着した時には既に完売してました・・・

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鯛だし醤油ラーメン こってり

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こってりを注文したのでスープ表面に背脂が浮いています!ノーマルのスープは結構あっさりなので人によっては物足りないと感じるかもしれませんが、背脂が入るとスープに一段とコクが出てきます。鯛だしと背脂の相性が予想以上に良いので「こってり」がオススメ。

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なんといっても鯛だしの圧倒的な香りにメロメロ。鯛だしラーメンが配膳されるたびに、やさしい甘みのある魚介の香りがフワッと店内を包みこむ...

スープを飲むと、鯛だしの上品で繊細なコク!思わずため息がもれるほど旨みを感じます。パンチのあるコク深さは、ちょっとそこらの鯛だしラーメンでは味わえないほど。

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スープとよく絡む細麺ストレート。個人的にストレート麺はスープとの絡みがイマイチな印象ですが、杉のやの麺はスープとよく絡む!麺とスープのバランスが絶妙です。大判海苔がトッピングされているので麺と絡ませて食べるのも楽しみの一つですね。

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1センチほど厚みのあるチャーシュー。今までこれほど厚みのあるチャーシューは食べたことがありません。しかも箸で持ち上げただけでも崩れそうに柔らかく、口に入れた瞬間とろけるような絶品チャーシューです!
メニューにチャーシュー麺がないのが悔やまれる...笑

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煮卵も固すぎず柔らかすぎず、いい仕事してますね。

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白飯を追加で注文してからの...ネコマンマ。
旨いスープのネコマンマは絶品ですね。特にオススメします!

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背脂入りですが全くしつこさがありません。最後のスープ一滴まで美味しくいただけました。

はっきり言って全てが旨い!上品な鯛だしスープの深いコクと、麺との絶妙なバランスの良さは中毒性がかなり高い一杯です。宮城屈指の人気店だけあって隙がありません。

百聞は一見に如かず。ぜひとも足をお運び、極上鯛だしスープを味わっていただきたい。
宮城の「杉のや」でした~。

  • 住所:宮城県名取市田高字神明180-1
  • 電話番号:022-383-5001
  • 休業日:火曜日、スープ不良時、不定休
  • 営業時間:【平日】10:30~スープがなくなり次第終了【土日祝】9:30オープン
  • 駐車場:約10台 お隣にある吉野家との合同駐車もあり
  • 地図 :杉のや/グーグルマップ